生産性を高める方法は、多くの情報誌やネット記事によって紹介されており、たくさんの手法が存在します。
そこで今回は、生産性と時間に着目点を置いた、生産性の高め方を紹介していこうと思います。
記事構成は、こんな感じになっています。
- 生産性と時間について
- 日常生活を振り返って生産性に着目する
- 生産性を高める5つのテクニック
早速見ていきましょう。
生産性と時間について
- もっと時間があれば質の高い成果物を仕上げられた
- 時間がないからタスクをこなすことができない
あなたは、使える時間が多ければ多いほど生産性は向上すると思いますか?
もしそう思っているのであれば、それは間違いです。人間は時間を多量に与えられたところで、生産性は向上しないと、多くの研究で証明されいます。
実際、あなたはやらなければならないタスクがあるのに、
- スマホを何時間触りましたか?
- ゲームを沢山したんじゃないですか?
- 友達と遊んでる時間の方が多いのではないですか?
まずは、日常生活を振り返り、時間と生産性の関係性について再確認しておきましょう。
自分の集中力を振り返ってみて
やばい、テスト前くらい集中して勉強してる!って思ったらテスト前という事実を俺は許さな
— ざんぱ (@ZPM_Diabolo) 2020年5月19日
例えばテストに追い込まれた時を思い返してみましょう。
人生で一度や二度はありましたよね。(私なんかは計画性は乏しいので、テストの度に追い込まれていたものです。)
しかし、追い込まれた状態になれば、自分のものとは思えない集中力が発揮され、生産性が爆上がりしますよね。
それもそのはず、人間は少しきつい締め切りや納期を課せられることによって、生産性が向上するようになっているのです。
集中力は無限じゃない
やっぱり長くても15分ぐらいしか集中持たない僕は病気なのか
— Kotaro (@kotaro030219) 2020年5月22日
私たちの集中力は、通常50分しか持続しないと言われています。鍛え上げられた人であっても、90分が限界なんです。
だから、中学生の一コマは50分、大学生の一コマは90分に設定されていますよね。
また、集中力は開始と終了間際の5分間で最も高くなり、15分周期で集中の糸が切れるようになっています。
つまり、むやみやたらに長時間のタスク計画を立てたり、無計画で突っ走ったりすることは避けなければならないのです。
「時間が無い」と言うのはやめよう
「時間がない~」と騒いでいる人は、大体生産性が低いです。
- 時間さえあれば生産性が上がると思っている
- 散々時間を持て余していることを認識していない
- 過去に同じ状況を味わってるはずなのに、対策を講じられていない
少々厳しい言葉になりましたが、”生産性=時間”と認識することで、思考を放棄してしまっています。
「時間がない~」と口ずさんでいる人々を調査した研究では、平均して、週30~40もの時間を持て余していたことが分かっており、私たちは思ってる以上に時間を持っています。
まずは、時間がないと思うことをやめましょう。
それでも、自分には時間がない!って思う人は、一週間の行動を15分単位で書き記していくと良いですよ!見える化です!
生産性を高める5つのテクニック
さあ、なんとなく時間と生産性についてわかってきたことでしょう。
となると、「生産性を高めるには結局どうしたら?」と疑問が湧いてくるはず。
安心してください。時間に着眼点を置いた”生産性を高めるためのテクニック”を5つ紹介いたします。
①タスクに優先順位を付ける
マルチタスクは生産効率が高いように思えますが、実は集中力を散漫させてしまい、生産性を大きく低下させてしまいます。
複数のタスクがあるのにも関わらず、無計画で臨むということは、自らマルチタスクを作り出しているようなものです。
優先順位をしっかりと定め、タスクに挑むようにしましょう。
ちなみに優先順位のつけ方は自分が正解と思ってる方法で良いよ!とにかく順番を付けることが大切だから!
②タイマーを使う
タスクに優先順位を付けろ!と言われても、大事なタスクが複数あったり、並行してこなさなければならないことあったりしますよね。
そんな時は、タイマーを使いましょう。
意思力だけだと、注意力は散漫しガチですが、タイマーを使ってタスクを強制的に切り替えてやることで、集中力を高めることができるのです。
タイマーの時間は15分前後がおすすめで、長くても30分まで。大学研究なんかでも立証されてて信頼性が高いです。
タイマーを使うとゲーム感覚でタスクに臨めるのも大きな利点!時間内に終わるか終わらないかくらいのタスク量を設定しよう!
③少しきつい期限を設定する
上述でも紹介したように、私たちは追い込まれることによって生産性を高めます。
つまり、タスク量を分析して、少しきついかな?ってくらいの計画を立ててやることで、生産性は向上します。
また、「計画を立てたくらいじゃ自分をコントロールできない!」って方は、タスクの期限が迫ってきてから、タスクに取り掛かると決めましょう。そうすることで、気持ちの切り替えを容易にでき、時間を有効活用できますよ。
※期限のない課題は別
ダイエットなどの自分磨きなど、期限がないものについては、少しきつい計画を立てるのはNGです。なぜなら、本質的な追い込まれたという状況を作り出せないため。
期限のない課題の敵は、自己嫌悪に陥った時の挫折です。
まずは、小さなタスクからこなしていき習慣にしてしまいましょう。
ダイエットなら、ますは毎日腹筋3回!気が向いたときは勝手に回数が増えるし、2か月経てば、歯磨きするような感覚で腹筋してる自分がいるよ!
④作業時間の始まりと終わりを決める
③の期限を設定するに似ていますが、始まりと終わりの時間も意識して設定するようにしましょう。
時間設定しないのは、出口のない迷路に飛び込むようなもので、やる気をそこねてしまい、生産低下を招いてしまいます。
私なんかは、午前中にタスク完了計画を立てて、午後は優雅に過ごすことが多いです。一日の満足度なんかも高くなるんで是非真似して下さい。
⑤休憩時間を固定する
長時間タスクと向き合わないといけないときは、休憩時間を固定する方法がおすすめです。
ユーチューバーの”ブレイクスルー佐々木”さんが紹介していた方法なのですが、とにかく休憩時間は10分だけと定めるシンプルなものです。
休憩は、タスクを1分こなしてすぐにとってもいいですし、一時間頑張ってとってもいいです。ただし10分間は絶対!
私自身も、やってみるとすごく良かったので、今では自分の技のように使っています。
まとめ
生産性を高める5つの方法をおさらい
- タスクに優先順位を付ける
- タイマーを使う
- 少しきつい期限を設定する
- 作業時間の始まりと終わりを決める
- 休憩時間を固定する