どうも、るいです。
突然ですが今の自分の睡眠量って足りていると思いますか?
おそらくほとんどの方が答えはノーでしょう。これくらい寝たいな!っていう理想の睡眠時間と実際に眠ってるいる時間にはかなり差があるはずです。
お疲れ様です。今日は何だか眠いです。まさにこんな感じ。早く終わらないかなぁ。 pic.twitter.com/Wbpi3kW4X2
— JKM0505 (@jkm0505) November 26, 2019
生きる上で睡眠は必要不可欠。睡眠を削れば、あなたが思ってる以上に、覚醒時のパフォーマンスに影響が現れます。睡眠によって能力がどれだけ低下してしまうのか見ていきましょう。
日本人の平均睡眠時間は6.5時間
日本人の平均睡眠時間は6.5時間と言われています。さらに、都内に住んでる人の平均睡眠時間は5.6時間程度。一般的に7時間の睡眠は必要だと言われていますから、睡眠不足もいいとこです。まさに眠らない町東京ですよ。
真っ暗な東京なんて想像できないもんな
他国はどれくらい眠ってるの?
えっ?こんなに眠ってるの?って思ったことでしょう。そうなんです日本人は睡眠に対して意識が低い傾向にあるんです。
平日に多少無理しても休日に沢山眠れば問題ないだろ〜みたいな考え方をして平日のパフォーマンスをだだ下がりさせてしまうのです。
日本は主要28ヵ国の中でも平均睡眠時間は最下位ってデータがあるんだよ
睡眠とパフォーマンス
夜勤明けの内科医を対象に、簡単な図形を判別してもらうテストをやってもらった実験があります。
すると信じられないことに、3〜4秒間図形に反応しない時間が多々あったのです。これはマイクロスリープという現象で、無意識のうちに数秒間眠ってしまっている状態なのです。
なお、この実験を行った時間は、本来であれば夜勤明けの内科医達はまだ働いている時間です。にも関わらずこれだけ意識が低下してしまう。これが睡眠不足の怖さなのです。
たった3〜4秒でも運転中だったら50メートルくらい進むよ
一夜漬けしたらそうなるのは当たり前だろ
さすがに一睡もしてなければ、身体がおかしくなりすぎるので、経験者であるみなさんは、それは当たり前だろ!って思ってるんじゃないでしょうか?
ところが睡眠不足というのは蓄積させるものです。一度に沢山寝たからと言ってその蓄積は解消されません。
睡眠負債って聞いたことあるかな?寝不足は蓄積されて溜まっていくんだ
例えば、6時間睡眠を2日連続で続けてしまうと、脳機能は全く寝てない状態と同じレベルまで低下してしまうと言われています。言わばほろ酔いの時と似たような状態になってしまうのです。
6時間半睡眠でも30分ずつ負債は蓄積されていくからね!
睡眠を沢山取るだけであなたのレベルは一段階アップする
なんとなく睡眠不足は良くなさそうだな〜ってのがわかったところで、睡眠を取ることによってパフォーマンスが劇的に変化した例を3つ紹介したいと思います。
ソフトバンク 松田選手
寝ることもプロの仕事。ソフトバンク松田宣浩内野手の話に驚かされた。松田宣は119試合終了段階で、チームでただ1人全試合スタメンを継続中。故障者が多く出た今季、ここまで首位を走る大きな原動力であることは間違いない。15年からは4年連続で全試合出場も続けている。年齢も36歳とベテランに差し掛かる松田宣に、健康の理由を聞いたときのことだった。「寝ること。動かないこと」。答えは至ってシンプルだ。「12時間は寝ますよ。寝られない、寝るのがきついと思ったことはない。野球であれだけ体を使っているのでね。メリハリを付けることが大事。12時間寝ることで、それでやっと疲れが取れて、ケガせずにプレーできていると思っている」。
引用:「12時間は寝る」ソフトバンク松田宣浩の話に感銘 - プロ野球番記者コラム - 野球コラム : 日刊スポーツ
睡眠時間を削るのをやめた東大生
高校生のZくんは、周りに負けずと勉強を頑張り、睡眠時間も削りに削って1日10時間以上勉強に励んでいました。
にも関わらずZくんの成績は上がりません。テストをされて見れば、勉強した場所が記憶定着していないことも浮き彫りになってきます。
そこで、Zくんは海馬(睡眠中に活発になる記憶と関連深いとこ)の存在を知り、睡眠8時間は死守することを誓い、科学的に勉強を始めました。するとぐんぐん成績が伸び、東大合格へと辿りつけたのです。
Zくんの勉強の仕方や努力にも東京合格の理由はあるでしょうが、睡眠時間を増やしたというところも、絶対に関連性はあるはずです。勉強に伸び悩んでるなら今すぐ眠りましょう笑
よし!今日から12時間睡眠で頭良くなるぞ!
バスケット選手のはなし
バスケットの強豪校の選手達。彼らは普段から練習を積み重ねていますので、プロに近いレベルの実力を兼ね備えており、短期間で目に見えるような成長は中々見られるものではありません。
スタンフォード大学の教授は、そんな彼らに1日10時間程度寝るようにお願いし、パフォーマンスを調査しました。
すると、たった数週間でフリースローやスリーポイントシュート、短距離ダッシュのタイムなどどれを取っても10〜15%程の成長が見られたのです。
ただガムシャラに練習するんじゃない!眠るだけでパフォーマンスは上がる!
感覚、集中力が研ぎ澄まされるんでしょうね。余談ですが、
- バスケのレブロン・ジェームズ
- テニスのロジャー・フェデラー
- 陸上のウサイン・ボルト
彼ら世界のトップアスリートは、日平均10時間眠ってるみたいです。
おはよー🎵
— アニメ大好き🍀固定ツイート拡散よろです☆ (@nasebanalu10) June 9, 2019
じとじとしてるけどぐっすり寝たから調子いい😁
トップアスリートや東大に進学するような秀才・天才達はものすごく睡眠を大切にしてるんです。睡眠を取ることで頭は良くなり、運動能力も上がり、日常パフォーマンスが向上する
もう24時間眠ってやる!!
最後に睡眠不足の脳内データをチェック
眠すぎて頭が回らない。むり。みんなと会話が成り立たなすぎて笑われっぱなしなんだが。
— 🐢🐢🐢 (@kame_0r0) November 26, 2019
ロンドンを拠点にしている、神経科学者のオーウェン教授は、実験のために睡眠不足の状態を作り出し、ゲームをしてもらって脳内データを確認する研究を行いました。
- ゲームの内容は仲間外れを探すというもので、クリアするごとに難易度が上がる
- 被験者は、朝4時まで起きて、そこから4時間睡眠した後にゲームをする
まず、ゲームの結果は夜勤に慣れている人以外は著しくスコアが悪くなっていました。さらに、MRIを使って脳内を調べたところ、脳内はほとんど活動していなかったことがわかったのです。
エンペラーペンギンと同じような状態になってるのかもね!
※エンペラーペンギンは、卵を温めて守るため1〜2ヶ月間、動かず眠りません。眠ってはいませんが、眠ったような状態になっているのです。
まとめ
- 日本人は世界一睡眠不足
- 睡眠不足はどんどん蓄積される
- 睡眠を増やすだけでパフォーマンスが15%アップ
- トップアスリートは沢山眠る
- 睡眠不足の脳はもはや動いてない