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【サンクコストの呪縛】費やしてきたコストや労力が大きいほど執着心が強くなる

 

"サンクコストの呪縛"って言葉を聞いたことはありますか?

これは、心理学用語の一つであり、費やしてきたコストや労力が大きければ大きいほど、執着心が強くなっていき、やめられなくなると言うものです。

ガシャガシャに例えると、ガシャガシャで欲しいアイテムがあった時、お金を追加すれば追加するほど、「アイテムをゲットするまでもうやめないぞ!」って心理強くなる状態が該当します。やめられない心理"サンクコストの呪縛"について、詳しく見ていきましょう。

 

 

 

コンコルド効果

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"サンクコストの呪縛"は"コンコルド効果"とも呼ばれています。

今から50年程前に、英航空機メーカーとフランス航空機メーカーによって共同開発された、マッハ2で飛行する旅客機「コンコルド」がありました。

この旅客機、開発に時間がかかってしまったために、価格高騰が見られたり、環境汚染の一面があったり、受注数の少なさが目立ったりと開発途中から問題が浮かび上がっていました。ですが、すでに大量の資金を投資していたので、撤退しようにも撤退できず、ビジネス失敗に至ったのです。

この出来事が"コンコルド効果"の由来になります。

 

投資家やギャンブルにもよく見られる

投資を例に取ると、市場が右下がりになると感づいていても、既に多額の資金を投資していた場合、やめられない心理が強く働いてしまいます。この呪縛に囚われることにより、9割以上の投資家が、強制撤退を余儀なくされるのです。

ギャンブルも同じで、多額の資金を投資していた場合、「今やめたら投資した資金が全て無駄になってしまう」と考えてしまい、悪い流れからさらに悪い方向へと進んでしまうのです。

 

日常生活にももちろん潜んでいる

  • 長く付き合った恋人と性格が合わないことに薄々気づいてるが別れられない
  • 理系から文系に変更したいけど今までやったことが無駄になるのが嫌
  • 非効率なことに気づいたけど今更道を変える気になれない

上記に似たような経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?サンクコストの呪縛は、人間の心理によるものですから、誰にでも起こりうるものなのです。

 

やめる勇気を持つ事も大事

自分の進んでる方向が、正しい道ではないと気づいた時は速やかに撤退する必要があります。

人間は、追い込まれた時ほど視野が狭くなってしまいます。その道を進み続けるか、道を変えて新たに歩み始めるか、どちらが最善の選択かを冷静に考えればわかるにも関わらず、呪縛に囚われた選択を選んでしまうのです。

余裕のない時は、一度冷静になって、物事を大きなスパンで見直す癖をつけましょう。それを行っていれば、大事な局面で成功を勝ち取る可能性が高まります。

 

チャレンジ精神を強く持とう

「他にやりたいことを見つけたが、今まで積み上げたものを捨てるのが嫌だ」という経験はありますか?

案外多くの人が、このようなことに悩まされますが、悩むということは「やってみたい願望」が裏側に潜んでいるということです。悩みが強ければ強いほど、自分がそれだけ強くチャレンジしたい願望を持っていると思ってください。

チャレンジすることを諦めて、後悔する割合は8割以上と言われています。

最終的にどうするかはあなた次第ですが、物凄くチャレンジしたい気持ちに満ち溢れていて、放棄すれば後悔する可能性が高いのだから、私はチャレンジ一択だと思います。

 

努力できる自分に変わろう

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上手く利用する事を考えよう

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状況の内容だと、「サンクコストの呪縛は避けるべきもの」と捉える人が多いと思いますが、人類が火を使いこなしたように、味方につければプラス効果ももたらしてくれます。

 

例えば、セールスマンとのやりとりを想像してみてください。セールスマンは、ものを売るためにあらゆる手を使ってきます。

しかし、その手段を使うごとに、どんどん買い手が有利になっていくので、出来るだけ隠しておきたいものです。

ですが、サンクコストの呪縛を利用すれば、買い手が120パーセント得することができます。

要は、買うそぶりを見せながら、なんらかの言い訳をつけて渋ればいいのです。この際、相手に好条件を沢山引き出させ、時間をかけながら労力を消費させれば、売り手は"サンクコストの呪縛"が強くなっていき、「ここまでやったんだから絶対売らないと」っていう心理が強くなるのです。

 

自分に暗示をかける事もできる

受験生は、模試を受けた時に思ったような成果が現れず、挫折してしまいそうになることがあります。「毎日寝る前も惜しんで勉強したのにどうして結果が出ないんだ。」こんな気分になってしまいますよね。

通常、人間が継続していることを辞める時は、自己嫌悪に陥る時です。上記の状態は、まさに自己嫌悪に陥ってる状態で、放っておけば残念な結果を生んでしまうでしょう。

ここで、サンクコストの呪縛の登場です。自己嫌悪に陥ってる自分に対して、「ここで辞めたら今まで積み上げてきたことが無意味になるよ」と暗示をかけるのです。これが闘争心に繋がり、新たに頑張ってみようという気持ちを生んでくれるのです。

 

ここで豆知識

習慣化が途切れる時も、自己嫌悪に陥った時です。続けるために大切なのは、自分を許してやり、前向きな気持ちになって足を止めないこと。人間だから、良いパフォーマンスを発揮できなかったり、サボってしまったりで失敗はします。その失敗を許し、改善策を考え、前を向くことが習慣化のコツです。

 

 習慣化を加速させる6つのテクニック

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まとめ

労力やコストを費やしたことによって、やめられなくなる状況は、今後の人生で体験する可能性が高いです。ですが、その時は、物事を広い目線で捉え、"サンクコストの呪縛"に囚われないようしましょう。

 サンクコストの呪縛に似た心理学 バイアスというものもあります。

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