節約やダイエットを目標にして、誘惑に対して我慢する気持ちはあるんだけど、いざジュースやスイーツを目の前にしてしまうと、ついつい手に取ってることってありますよね。
これには、さまざまな心理効果が働いているので、欲求に負けてしまうのも無理はないですが、できる限り対策を講じたいですよね。
この記事は、このついつい癖にかかっている心理効果の解説から、その対策までを紹介していく内容になっています。
人間は自分自身をコントロールできない
目の前の誘惑に我慢できない現象は、人間なら当然の現象なのです。
心理学者が行った研究結果では、人間が自分自身をコントロールできる確率は50パーセント程度である。との結果が出ています。
50パーセントとは驚きですよね。二回に一回しか、自分をコントロールすることができないということなのですから。
自分を責めても仕方ない
自分をコントロールできないからといって、自分を責めることはマイナスしか生みません。
などなど、簡単にマイナス要素を挙げてみましたが、自分を責めることが、良いことではないことが十分伝わったでしょうか。
今回のついつい癖でも、自分を責めれば責めるほど、自暴自棄になって、目標達成からどんどん遠ざかっていき、いつしか目標すら放棄してしまう日が訪れます。
ですので、自分のことは責めずに、許し当てあげて、次から頑張るぞというポジティブ感情に還元するといいですよ。
本質を見失ってはいけない
当初はダイエット目的で、節約目的で、無駄な買い物をしないと決めたのにも関わらず、いつしか、無駄な買い物をしないことが目標に変わっていませんか?
ついつい大好きなお菓子を買ってしまったとしましょう。
ならば、ダイエットを目標にしてる人は、家まで走って帰って、なんなら家でもエクササイズを追加したらいいです。節約を目的にしてる人は、いらないものを売ってみたり、ネットで小遣いを稼いでみたりとその分お金を集めればいいのです。
対処法は、いくらでもあるのですから、起こってしまった事実に対していつまでも落ち込まず、気持ちを前向きに切り替えて、すぐに対処法を考えるようにしましょう。
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ついつい癖の対処法は?
上記の内容で、感の良い人は気づいているかもしれませんが、ついつい癖への対処法を2つほど用意しています。
- 意識から変える
- 自分を許し前を向くこと
この2点です。どちらもそんなに難しいことでないのでみていきましょう。
意識から変える
例えば、いつも甘いものを買ってしまう癖がついてるとしましょう。そんな時は、健康に興味を持ち、白砂糖の怖さを調べ、健康に良さそうなものを食べるのが1番です。
心理学の研究でこんなものがあります
ある食心理学の先生が、120人を集めて3つのグループに分けました。
- A 甘い加工食品をひとかけら食べる
- B フルーツをひとかけら食べる
- C 何も食べない
そして、それぞれにスーパーへ買い物に行ってもらいました。すると、Bは他2つより、25パーセント程度健康そうな物を買ったのです。
さらに、Aは、カロリーが高そうな物を好んで買いましたが、Bはカロリーの低い物を好んで買ったのです。
つまり、普段から目標に関連する意識付けをしていれば、その効果は無意識のうちに発揮されるということです。目標達成のために必要なことを、どんどん私生活に取り入れていくようにしましょう。
自分を許し前を向くこと
上記のことを実行して、私生活を改善したところで、人は自分を完全にコントロールできないので、時に誘惑に対して負けてしまうことがきっとあります。
そんな時に、自分を責めてしまえば、上記で説明したようなマイナス効果を生んでしまい、負のループに突入してしまいます。
ですので、一度説明しましたが、
自分の行いを責めずに許し、気持ちをポジティブな方向に切り替えましょう。
自分を責めないためには、下記のようなことを考えると良いです。
- 自分をコントロールできないのは自分だけではない。人間なら誰だって同じだ。
- 今日は誘惑に負けたけど、以前までの自分と比べたら圧倒的に成長した、また次回から頑張ればいいんだ。
というような考え方をするのが良いです。もし、これだけで自分を許せそうにないのであれば、下記の記事を参考にしてみてください。自分を許す方法について詳しく書いています。
自分を許す方法5選です
まとめ
今回の対処法2つを身につけることで、ついつい癖に対して強くなれますし、根本となる目標達成に近づくこともできます。さらに、紹介した手法には、日常のストレスを解消してくれるなどの付加価値も存在します。
そんなに難しいことではないと思いますので、是非私生活に取り入れてみてください。あなたの人生がより良いものになることを願っています