高齢者ドライバーの事故
6月4日 福岡で悲惨な事故が起こりました。
どれだけイカれた運転をしていたと言っても、人が亡くなるというのは悲しいものです。
ご冥福をお祈りします。
最近、高齢者ドライバー事故があまりにも目に留まりますよね。
今回は、高齢者ドライバーについて、私の考えと高齢者ドライバーのデータを交えて、話しをしていきます。
目次
- 高齢者ドライバーの事故率
- 死亡事故も圧倒的に多い
- 免許返納を強制してれば
- 免許返納に関わる人間
- 高齢ドライバーはいない方がいいって本気思ってる?
- 自分には関係ないと思ってませんか?
高齢者ドライバーの事故率
内閣府が掲載しているデータをいくつか集めてきました。
まず、高齢者ドライバーの事故が目立っている背景に、高齢者ドライバー率の増加があります。
高齢者ドライバーが増えるのだから、比例して事故が増えるのも当然ですよね。
死亡事故も圧倒的に多い
交通事故で、年間4000人近くの方が亡くなっています。
その中での高齢者の割合は、54.8パーセント。
いくら高齢者が増加している言っても、この数字はおかしいですよね。
運動能力の低下、脳機能の低下などが原因なのでしょう。
75歳以上は圧倒的
75歳以上と75歳未満の死亡事故率は、倍も違うようです。ここまで圧倒的数字を出されると、流石に免許を返納してほしいという気持ちが強くなりますよね。
ですが、毎日ほんの少しずつ、身体機能が衰えてるからまだもう少し大丈夫だろ。というような気持ちになってしまうのでしょう。
免許返納を強制してれば
日本政府が、高齢者ドライバーに対して免許返納を義務付けていれば、今回のような事故は起こらなかったはずです。
とは言っても、いざ義務付けるとなると
・物凄い量の手続きを行わなければならない
・反対派の人間から罵倒される
・免許を取った後の措置(地方の高齢者の移動方法)を取らないといけない
などなど、今の日本で、こう言った事をするとなるとあまりにも大変なんです。
実際にあなたが動こうと思いますか?
最初に3つ質問します
・免許返納を強制しようとすれば誰が行うのかわかりますか?
・高齢者ドライバーはいなくなった方がいいと本気で思っていますか?
・自分には関係ないと思っていませんか?
免許返納に関わる人間
おそらく、半端じゃない量の人間が動くことになります。国家ぐるみの話し合いになるでしょうから、労力も時間もかかります。
そこで、当然反対する人間も現れるでしょうから、賛成派と反対派が対立することになりますよね。
反対派の意見が押し通れば、労力も時間も無駄になります。
物凄い労力を費やしても、強制返納に至れるかすらわからないのです。国が、強気に動かない理由の1つですね。
高齢ドライバーはいない方がいいって本気思ってる?
おそらく多くの人がイエスと答えるでしょう。
しかし、それは一瞬の気持ち、または軽い気持ちで本気ではありません。
もし、本気ならば、全力で行動していますし、その話題で頭がいっぱいいっぱいになるからです。
悲惨な事故を見た後など、その一瞬は本気で思っていても、時が経てば忘れしまいます。
そして、忘れれば、当然行動しません。
でも、大規模なストライキなどが起これば、国は強制的に動くしかなくなります。
あなたが本気なら、あなたが率先して今すぐ行動を起こす必要があります。
自分には関係ないと思ってませんか?
正直私は思っています。
なぜなら、高齢者が関係する事故を画面越しでしか見たことないからです。
画面越しだとどうしても実感するのが難しいんです。
そして、自分の生活に全く害を及ぼしていないし、これからも及ぼす可能性が限りなく低いからです。
もし、自分の生活が脅かされるのであれば、あなたも率先して動くでしょう。
例えば、消費税率が80パーセントになるって言われたらどうしますか?流石に行動を起こすでしょう。
もっとも、日本の集団心理の強さだと、起こさない可能性もあるのですが。
まとめ
今は、高齢者ドライバーというワードが頭の中に焼き付いているから、頻繁に事故が起こってらように見えますが、
昔と事故の割合はそれほど変わっていません。
原因は、高齢者が増えたことと、ワードが頭に焼きついてることです。
それでも、世の中を変えたい意思が本気なのであれば、今すぐ行動を起こしましょう。
先延ばし癖があるあなたへ