あなたは宝くじを買っていますか?
私は還元率が低いから宝くじは買っていません。しかし、宝くじには様々な心理学的テクニックが練り込まれており、心理学を知らなければ引き込まれてしまうのも無理ないかも知れません。
ずばり宝くじには、以下3つの心理学テクニックが使われています
・サンクコストの呪縛
・感情バイアンス
・集団心理
今回はこの心理学について解説していきます。
▼サンクコストの呪縛
ずばりサンクコストとはこれまでに費やした費用のことを示します。お金を投資すれば投資するほど、無駄にしたくない!という気持ちが強くなり、強い執着心を生んでしまうんです。
これは、金銭的な投資だけでなく勉強に対する努力など様々な場面で当てはまります。例えば、建築関係の大学まで進んだが、自分は飲食店の経営がしたい、、でも今まで積んできたものは無意味になる。という感じです。
宝くじでももうわかりますよね。買えば買うほど、ここで買うのをやめると今まで買ってきたものが無駄になると思い込んでしまうのです。
・判断力を失うと不幸になるよ!
▼感情バイアンス
人はへんなところでプラス思考になるのです。例えば、交通事故で若い命が失われてたりする中、自分にそんなことが起こるのはまだまだ先だと思っているでしょう。そんな保証はどこにもありません。これが感情バイアンスと言うものです。
宝くじでももちろん当てはまります。買うだけで夢を見られる!もしかしたら当たる気がする!という謎の感情を生みだしたり、買わなければ当たらないんだ!などと無理やり自分のベクトルを決めたりするのです。
感情バイアンスを知らぬ間に利用され、間違った方向に進んでいるとは思いませんか?今一度冷静に考えなおしてみましょう。
▼集団心理
集団心理はよく耳にしますよね。日本人には特に根付いていて、群衆に混じると個人の判断力を鈍らせてしまったり、個人の力が強くなったのだと勘違いしてしまったりと様々な効果があります。
ハロウィンから学ぶ
渋谷でのハロウィンは年々激しさを増してますよね。多分、渋谷にいる一人を捕まえてきて、その格好のまま同じようにロシアで暴れてくれと言っても何も出来ないでしょう。しかし、集団になると祭りのように騒ぎ、時には法まで犯してしまうほど暴走化してしまうのです。これには集団心理が働いているんです。
これは宝くじにも当てはまります
まず1つ目、宝くじはみんなが買ってるから安心できるというもの。宝くじよりイメージの悪い、競馬やパチンコの方が還元率は圧倒的に高いのです!なのに宝くじを買いますよね。
2つ目は、宝くじはイベント化していますよね。多くの人が買って結果を楽しみに待つ、そのイベントに自分も乗っかりたいのです。もちろん、心の底から楽しめているのであれば買う価値もあると思いますがほどほどに。
~還元率一覧~
・宝くじ 役45%
・オンラインカジノ 役95%
・競馬・ボートレス・競輪 約75%
・パチンコ 約85%
宝くじの圧倒的還元率の低さがわかります
▼まとめ
宝くじには様々な心理学的テクニックが練り込まれていることがわかりましたね。買う買わないの判断は最終的にあなた次第です。宝くじに施された心理学を知り、それでも夢のために買うんだ!という人や、発表中の祭り気分で幸せになれるんだ!という人は買ってもいいでしょう。
みなさんが幸せになることを願っています。良き人生を!!